『やり抜く力』を読んで。精神障害者にとっても、やり抜く力は大切だと思う

生き方
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何かを始めても、なかなか続かない。頑張ろうと思っていたのに、体調が悪くて何もできなかった。

精神障害があると、そんな日もあると思います。

僕自身、うつ病と統合失調症を経験しながら、障害者雇用で働き、通信制大学で勉強し、ブログやnoteで文章を書いています。もちろん、いつも順調というわけではありません。

そんな僕が今回読んだのが、アンジェラ・ダックワースさんの『やり抜く力 GRIT(グリット)』です。

この本を読んで、精神障害者にとっても、やり抜く力は大切なのではないかと思いました。

やり抜く力は、生まれつき決まっているわけではない

『やり抜く力』で語られているのは、長期的な目標に向かって、情熱と粘り強さを持って取り組むことの大切さです。

何かで成果を出すためには、才能だけでなく、努力を続けることも重要だという考え方です。

僕が興味を持ったのは、やり抜く力は生まれつきの性格だけで決まるものではなく、後天的に伸ばしていけるという点です。

最初から何でも継続できる人ばかりではありません。失敗したり、途中で挫折したりしながら、少しずつ自分なりのやり方を身につけていくことができます。

これは、僕たちが何かに取り組むうえでも、参考になる考え方だと思います。

もちろん、やり抜く力さえあれば、誰でも必ず成功するというわけではありません。環境や能力、健康状態など、さまざまな要素が関係します。

それでも、自分にできる範囲で努力を続けることには意味があるのではないでしょうか。

精神障害者にとっても、やり抜く力は大切だと思う

精神障害があると、毎日同じように活動できるとは限りません。

昨日は普通に仕事ができたのに、今日は気分が落ち込んでいる。勉強を進めようと思っていたのに、疲れて何も手につかない。そんなこともあるでしょう。

僕も、いつも元気に仕事や勉強ができるわけではありません。

だからこそ、精神障害者にとってのやり抜く力は、一般的にイメージされる根性論とは少し違うものだと思っています。

大切なのは、どんなにつらくても無理やり頑張り続けることではありません。

自分の体調や状況に合わせながら、できることを続けていくことです。

例えば、通信制大学の勉強なら、調子が良い日にまとめて進めることもできます。反対に、調子が悪い日は無理をせず、休むことを優先してもいいでしょう。

ブログやnoteの執筆も同じです。毎日必ず記事を書かなければならないと考えると、負担になってしまいます。少しずつ書き進めることができれば、それでも十分です。

やり抜くことは、毎日全力で走り続けることではありません。自分に合ったペースで、長く続けていくことでもあるのです。

できない日があってもいい。できることを淡々とやっていく

僕は、何かを継続するうえで、完璧を目指しすぎないことが大切だと思っています。

精神障害があると、体調の波を完全になくすことは難しいかもしれません。自分では頑張りたいと思っていても、思うように動けない日があります。

そんなときに、「今日は何もできなかった。自分はダメだ」と考えてしまうと、ますます苦しくなってしまいます。

できない日があってもいいのです。

休む必要があるなら、休めばいい。仕事を続けるのが難しくなったら、支援員さんなどに相談してもいい。必要に応じて目標を見直すことも大切です。

そして、少し元気が戻ってきたら、また自分にできることを始めればいいのだと思います。

僕自身、障害者雇用で働きながら、福祉について勉強したり、文章を書いたりしています。すぐに大きな成果が出るわけではありませんし、思うように進まないこともあります。

それでも、できることを一つずつ積み重ねていけば、少しずつ前に進めるのではないかと思っています。

大切なのは、他人と比べることではありません。自分の体調や生活に合ったペースを見つけることです。

無理をして体調を崩してしまっては、元も子もありません。長く続けていくためには、休むことも含めて、自分なりのやり方を考える必要があります。

自分なりのやり抜く力を身につけたい

『やり抜く力』を読んで、改めて継続することの大切さを考えました。

精神障害があるからといって、何かに挑戦することを諦める必要はありません。一方で、障害があることを無視して、無理に頑張る必要もありません。

仕事を続けることでも、勉強することでも、趣味に取り組むことでも、自分なりの目標を持つことはできます。

大きな目標でなくても構いません。昨日より少し勉強を進める。今日は短い文章を書いてみる。仕事を無理なく続けるために、周囲に相談してみる。

そうした小さな積み重ねも、自分の人生を前に進めるための大切な一歩だと思います。

僕も、これから先、体調の波と付き合いながら、自分にできることを淡々と続けていきたいと思います。

すぐに結果が出なくても、途中で休むことがあっても、それだけで終わりではありません。

無理をしない。でも、できることまで諦めない。

そんな自分なりのやり抜く力を、これからも育てていきたいと思います。

最後に、今回紹介したアンジェラ・ダックワースさんの『やり抜く力 GRIT』は、努力や継続について考えるきっかけになる一冊でした。

何かを始めても長続きしないと悩んでいる方や、自分なりの目標を見つけたい方は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

精神障害があっても、自分にできることを少しずつ積み重ねていく。そのためのヒントを探している方にも、おすすめしたい一冊です。

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